【とっておきのお話】


第25回 料理人(りょうりにん)  になった

天才(てんさい)オペラ作曲家(さっきょくか) の巻(まき)

(2007/11/2)


「芸術(げいじゅつ)の秋(あき)まっさかり の今日(きょう)この頃(ごろ)ですが、みんなはどんな(あき)してますか?

読書(どくしょ)の秋(あき)「スポーツの秋(あき)といろいろある けど、やっぱり「食欲(しょくよく)の秋(あき)となりますかな 。

という事(こと)で、今回(こんかい)はとてもおいしいものが大好(だいす)きでついに

作曲(さっきょく)をやめて料理人(りょうりにん)になっ た
天才
(てんさい)オペラ作曲家(さっきょくか)

のお話(はなし)です。

そんな人(ひと)がいるの? いたのです!

それも売(う)れない貧乏(びんぼう)作曲家(さっきょく)だった訳(わけ)でもなく、 超(ちょう)(う)れっ子でお金持(かねも)ち なっていたのにです。

作曲家(さっきょくか)としての才能(さいのう)だってまだまだありました。そして国王(こくおう)のお気(き)に入(い)りで もありました。

その人(ひと)は、イタリア人(じん)19世紀(せいき)に大人気(だいにんき)の天才(てんさい)オペラ作曲家(さっきょくか)

「ジョアッキーノ・アントニオ・ロッシーニ」Gioacchino Antonio Rossini (1792〜1868)さんです。

オペラ(story15)『セビリアの理髪師※1(りはつし)『ウィリアム・テル』などの作品(さくひん)は 特(とく)に有名(ゆうめい)です。

音楽(おんがく)では 知(し)らないくても、レストランのメニューによくある「ロッシーニ風(ふう)〜」という料理(りょうり)なら分(わ)かるかな?

これは、ロッシーニ先生(せんせい)のこと。

ロッシーニ先生(せんせい)の料理(りょうり)は現在(げんざい)でもお手本(てほん)になるおいしい料理(りょうり)ばかりです。

※1 理髪師(りはつし)とは、床屋(とこや)さんのこと。

もうすこし詳(くわ)しくお話(はなし)しましょう、、、

ロッシーニ先生(せんせい)は、ボローニャ音楽学校(おんがくがっこう)で学(まな)びました。最初(さいしょ)はとても貧(まず)しかった。

しかし、23才(さい)の時(とき)ヨーロッパのイタリアのナポリオペラ作曲家(さっきょくか)として成功(せいこう)します。

そしてとても有名(ゆうめい)になり、お金(かね)もたくさんもらえるようになりました。

国王(こくおう)にもかわいがられ、おいしい物(もの)をたくさんたべれるようになります。

1823年 ロッシーニ先生(せんせい)のオペラは、ついにフランスのパリでデビューをします。

その時代(じだい)ヨーロッパは「料理(りょうり)が芸術(げいじゅつ)といわれていました。特(とく)にフランスのパリはおいしい料理(りょうり)がいっぱいでした。

そして、食(く)いしん坊(ぼう)ロッシーニ先生(せんせい)ますますグルメ人間(にんげん)になっていきました。

 

《謎(なぞ)の引退(いんたい)》

しかし、37才(さい)の絶頂期(ぜっちょうき)に突然(とつぜん)の 作曲家(さっきょくか)を引退(いんたい)してしまいます。

その後(ご) 貴族(きぞく)やブルジュア※2相手(あいて)のサロンミュージシャンとして表舞台(おもてぶたい)を退(しりぞ)き、第(だい)2の人生(じんせい)をはじめます。

グルメ三昧(ざんまい)の日々(ひび)で、週末(しゅうまつ)には私財(しざい)をかけて贅沢(ぜいたく)な料理(りょうり)と音楽会(おんがくかい)を催(もよお)しました。

(かれ)の晩餐※3(ばんさん)は完璧(かんぺき)でした。ここに料理人(りょうりにん)ロッシーニが誕生(たんじょう)します。
「グルメ」
と「料理(りょうり)」は、彼(かれ)にとって生涯(しょうがい)の楽(たの)しみとなりました。

「料理(りょうり)はハーモニー」とよく言(い)うけど、晩年(ばんねん)は、作曲(さっきょく)と同(おな)じように料理(りょうり)を作品(さくひん)としていたロッシーニ先生(せんせい)でした。

そしてオペラほどの大作(たいさく)はないけど、大好(だいす)きな音楽(おんがく)ももちろん続(つづ)けていました。

※2 ブルジョア:資産家(しさんか)やお金持ちの人(ひと)たち。
※3 晩餐(ばんさん)とはごちそうのでる夕食(ゆうしょく)のこと。


音楽(おんがく)料理(りょうり)も極(きわ)めた

ロッシーニ先生(せんせい)スゴイ芸術家(げいじゅつか)だね!



おうちのひとに補足説明(ほそくせつめい)をよんでもらおう↓

≪保護者の方への補足説明≫上記文に関しての補足説明をさせて頂きます。

今回は、音楽史に残るオペラ作曲家が名シェフとなるの転職話です。

それも現在も残る「名料理」の数々を残しているのには驚きを隠せません。

一説には、彼の突然の引退には政治的背景が影響しているといわれています。また彼の喜劇オペラ作品が時代に合わなくなった為では?とか色々のようです。

さて、オペラブッファ作曲だけでなくオペラセリアの作品も発見されたり、新たに注目されるようになり、近年 音楽祭も開催されています。

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